1/24 JZA70 スープラ 2.5ツインターボR 完成品商品説明ハセガワの1/24、A70 スープラ 2.5ツインターボRの完成品になります

ようやく元2.5Rオーナーとして待ち望んでいた2.5ツインターボRのキット化にあたり、今回もできる限り実車のイメージに近付けるべく塗装工程を説明書指示から変更し、“いかに実車に近付けられるか？”を考えながら製作しました

説明書の指示から変更した箇所

ボデーカラー…塗装指示や箱絵はイメージカラーだったダークグリーンマイカイメージですが、実車では202ブラックが圧倒的に多かった印象です
自分の2.5Rも202でした

そのためボデーカラーはガイアのアルティメットブラックで塗装しました
シャーシ下面の塗装…実車の元オーナー、かつ元自動車整備士として自分の乗っていた2.5Rも自分で整備していました
その時の記憶を頼りに、70スープラのシャーシ下面をイメージして塗装しています
アッパーアーム、ステアリングギアボックスは説明書指示ですとセミグロスブラック一色塗装ですが塗り分けました
ボルト類の頭はオーバースケールになると思い、あえて塗り分けをしていません
また、マフラーもフロントパイプから触媒にかけて焼鉄色での塗装指示となっていますが実車は遮熱板が付いていますので遮熱板の色に近いシルバーで塗装しています
1JZエンジンはエンジンブロック→アルミオイルパン→鉄製オイルパンという構造になっているため、塗装にて表現しました
ミッションベルハウジングとの間のエンドプレートにはリングギヤに工具を差し込めるようにするためののぞき窓があり、整備時以外はグロメットが付いています
そのグロメット部分を筆塗り塗装しています
説明書指示ではアブソーバーのシェルケース以外をセミグロスブラックで塗装する指示になっていますがスプリングの下部とアッパーマウントはシルバーですので上部はシルバーで塗り、スプリング部分をマーカーで塗装しています

内装色の変更…説明書指示の塗装色では2.5Rの内装色ではありません
そのため、記憶と実車カタログを参考に別の塗料を使用して塗装しました
特徴的なシートの純正レカロの表面を再現するためデカールが付属していますが記憶の色味とかなり違うと判断するため塗装しました
(カタログの色味に合わせているようですが実物はもっと濃い色味だったと記憶しているためそちらに合わせました)
Bピラー内張り部分にはクッションパッドがありますのでその部分に筆塗で輪郭を書き込みました

Gr.A仕様と共通部品のため無くなってしまっているフォグランプスイッチの製作…本来市販車ですとフォグランプスイッチがある場所にGr.A仕様のスイッチらしき形状がモールドされています
そのため、そのモールドを削り落とし、ハザードスイッチ・リアデフォッガスイッチから型を起こし、フォグランプスイッチを復活させました
実車もフォグランプスイッチと外観は同じ形状です
併せて、今回の70スープラではスイッチ類のデカールが付属しなかったため、筆差ししています

ドアロックスイッチの追加…今回の70スープラは上記の通り、Gr.Aと共通になっているためか、ドアロックスイッチがありません
形状の再現とまではできませんでしたがドアロックスイッチをイメージして、塗装したマスキングテープを貼っています

パワーウィンドウスイッチの書き込み…運転席側と助手席側とでパワーウィンドウスイッチの形状が同じになってしまっているため、運転席側パワーウィンドウスイッチを書き込みにて再現しました

キーシリンダーロックボタンの書き込み…実車の70スープラはキーシリンダー脇にボタンがあり、そのボタンを押しながら回さないとキーが抜けない構造になっています
そのボタンを書き込みました

カーペットの再現…フロア部分もGr.Aと共通となっているため、そのままですと鉄板むき出しになってしまいますのでフェルト生地を貼っています
ただ、一枚貼りはできませんでしたので切り次いでいたり、地が見えてしまっている箇所があります

フロントコーナーレンズを実車風に塗装…説明書指示には、実車には存在する、上下の黒いラインが再現されていません
塗装で再現しています
また、ウィンカーとポジション部分でインナーは分かれていますし、実車ではキラキラしていません
それも塗装で表現しました

テールランプインナーの塗装…キット標準ではメッキ部品となっていますが、メッキ部品であるがゆえに実車のテールランプとはかけ離れたイメージになってしまっています
こちらはガイアのマルチプライマー塗布後、塗装し、リフレクター部分にメッキシートを貼りました
(こちらは正直まだまだ実車のテールランプのイメージには程遠いですが、現在の自分にはいっぱいいっぱいです…)

ホイール・サイドモールの塗装…説明書指示では黒鉄色の指示になっていますがより実車に近い、クレオスのグラファイトブラック(限定色ですでに絶版となっており、入手困難な塗料です)を使用しました

サイドのチッピングガードフィルム(？)の再現…実車の市販車にはリアタイヤの前側部分にフィルムが貼られています
ここは自分が知る限り、どのような作例・ミニカーでも再現されていません
タミヤ・フジミの70スープラのキットではこの部分のラインの再現がいまいちでしたので再現していませんでしたが、ハセガワの70スープラは一番実車に近いプロポーションになっていたため、再現しました

このように、自分ができる限り、実車に近づけるべく製作したのが今回のハセガワの70スープラ2.5ツインターボRです

ただ、リトラクタブルヘッドライトの開閉機構は残っていますが開
ボディはペーパーがけ・スジボリ直しをしてからクレオス黒サフ→ガイアアルティメットブラック→ガイアExクリアと塗装後、コンパウンドなどで磨いて製作しておりますが、クリアの垂れがあったり、色むらがあったり、段差が消しきれていなかったり、異物の混入があったりしています

サイドモールは研ぎ出し後、上記の通りグラファイトブラックをエアブラシで塗装し、デカールを貼り、ガイアのExプレミアムセミグロスクリアを吹いています

研ぎ出し後、ハセガワコーティングポリマーでコートしていますが鏡面仕上げにはなっていません

内装は全てサフ吹き後、様々な塗料をエアブラシで塗装しています
メーターパネルは樹脂系接着剤でメーターレンズを表現しています

ルームミラー鏡面はメッキシートを貼っています

タイヤの舵取りは可能ですがタイヤの回転はフロント二本が渋いです
あくまでディスプレイ品としてお考えください

ガラスパーツはクレオスクリアグリーンを薄く吹いていますが色むらや異物の混入があります

工業生産品ではありませんので見る方によって印象は異なると思いますので
説明書、元箱は附属いたしますが余剰パーツは附属いたしません

余剰デカールはお付けしますので落札者様のお好みで貼ってください

素人が製作したものですので、傷やムラ、接着剤や塗装のはみ出しなど粗がある部分がありますので神経質な方は入札をお控えください

梱包には十分注意いたしますが、運送時の部品外れや破損等は落札者様で修復してください

ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルでお願いいたします

開始価格は当方の最低希望金額ですのでそれを下回るような価格交渉はお控えください

評価に"非常に悪い"が多いと判断した場合、予告なく入札を削除する場合があります
完成品の同梱発送は破損を防ぐため、二点までとさせていただきます
三点以上同時落札をされた方は別梱包で二点ごとに送料を加算させていただきます

他にもプラモデル完成品を出品中ですので良ければご覧ください

完成日2021年11月22日

製作を全てYouTubeの配信上で行いました
併せてご視聴ください
https://youtu.be/LFp10FumNtc
https://youtu.be/qKT_arj5zUQ
(コピペできない方はYouTube内検索で“元2.5Rオーナーがハセガワ2.5Rを作る 製作耐久配信”で検索してください)

様々な角度でご覧になりたいという方向けに11月22日19時半からYouTube内にてライブ配信を行いますのでご覧ください
https://youtu.be/weqUAgA-RfM
リアルタイム視聴ができない方はアーカイブを残しておきますのでアーカイブをご覧ください
(コピペできない方はYouTube内検索で“元2.5Rオーナーがハセガワ2.5Rをより実車っぽくする”と検索してください)

当方はレーシングカー以外で同じ仕様は二度と製作しません
(今回の2.5Rは色違いや製作依頼などでももう作れないと思います…)
入札をお考えの方はお早めにご入札をお願いします